繕いの暮らし

日々のこと、暮らしのこと、作品のこと

家族のための手仕事

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新学期がはじまりました。

昨日は無事下の子の入園式を終え、

こどもたちは今日から幼稚園です。

急に静かになった我が家。

少し寂しくもあるけれど、待ちに待ったひとり時間。

まずは時間ができたらやりたかった繕い物に着手。

こどもたちの靴下やら肌着やら…

そのうちやろうと思っていた繕い物はいつのまにかかごいっぱいに。

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幼稚園のもの、家で着るもの

お姉ちゃんが使っていたものでも

まだまだ使えそうなものは弟にまわします。

性別が違うのでまわすのに難しい面もあるけれど

時には繕い、サイズを直し…

リボンの飾りも男の子用のモチーフに付け替えれば

姉弟間でまだまだ使えます。

エコなのかケチなのか…

わたしはもったいないばあさん(笑)

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手芸ででてしまった糸くずもちょっとした時に意外と使えるので捨てません。

糸くずも「糸屑」とかけば星屑みたいで素敵じゃない??笑

 

買った方が早くて手間を思えば安い…というご意見もありますが

たとえば穴が開いてしまった靴下を繕ってみたり

泥んこで汚れた服をきれいに洗ってみたり

”もったいない”だけじゃなくて

私はそのものが活き活きと蘇る瞬間も好き。

蘇ったらまた大事に使おうと思えるし、

仕上がった瞬間は何とも言えない達成感とまた使える喜びで

たまらなく嬉しくなります。

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そして、好きな音楽やラジオなんかを聞きながら

黙々と作業をしている静かな時間がこれまた好き。

誰に褒められることも目に見えて喜ばれることもないけれど

こういう黙々と何かに向き合う時間は自分と向き合う最高の時間。

自分にとっては癒しであり最大のストレス解消でもあります。

 

エコよりなにより自己満足の度合いがやや大きいのですが

ものを大切にする気持ち、”もったいない”の精神は

心のどこかに持っていたいな…と思う今日この頃なのでした。